心大血管(心臓)リハビリテーション室

各科一覧

心大血管リハビリテーション(以下心リハ)とは

当院では,入院期~外来までの全ての期間における心リハを行っております。
心臓病の発症や手術直後から、室内での日常生活の基本動作や心リハ室にてウォーキング、エルゴメーター等の有酸素運動を行い、より早期の社会復帰・家庭復帰を目指していきます。また、病気に対する正しい知識を身につけ、運動を含めた生活習慣の見直しも行っていきます。

取得施設基準:心大血管リハビリテーション(Ⅰ)

当院で実施している主な疾患

「急性期」心大血管リハビリテーション

急性心筋梗塞の治療後や心臓手術の翌日から1~2週間の期間に行う心リハです。HCU(high care unit:集中治療室)にいる間から、できるだけ早くに離床を開始します。トイレや洗面、廊下での歩行、シャワー浴といった身の回りの動作が行えるように、徐々に身体への負荷量を増やしていきます。

「回復期~維持(生活)期」心大血管リハビリテーション
(退院時期~外来へ)

回復期:発症や術後から2-3か月

入院中は廊下歩行での最終調整や、退院に向けて集団での心リハに参加します。個人に合わせた運動メニューを行い、身体への安全な負荷量を知ることで、ご家庭や職場の復帰を目指していきます。また、退院された方は外来へ通っていただきます。

維持期(生活期):外来

退院=心リハ終了。ではありません。引き続き運動の継続が大切です。それが維持期(生活期)の心リハです。
より長く健康な生活が送れるよう、再発予防に向けて運動を続けて頂くため、当院では外来での心リハも行っています。
基本となる有酸素運動の他に、太極拳や口腔体操を組み入れたコースも設けております。





外来リハビリテーション実施日


実績(年間)

集計結果
(画像クリックで拡大表示)


研究活動

私たちは臨床で起きる様々な問題を解決に導くため,科学的な視点に立ち研究に取り組んでいます。その成果は多くの学会や研究会に発表しています。(1983-2016年)

著書 学術論文 国際学会発表 国内学会発表 シンポジウム 招待講演
5冊 73編 41回 143回 9回 12回

学会賞

日本脈管学会優秀論文賞 2016
日本循環器学会コメディカル部門最優秀賞 2013
日本透析医学会コメディカル研究奨励賞 2003
神奈川県公衆衛生協会杉浦賞 2003

ページTOPへ