当院では,入院期~外来までの全ての期間における心リハを行っております。
心臓病の発症や手術直後から、室内での日常生活の基本動作や心リハ室にてウォーキング、エルゴメーター等の有酸素運動を行い、より早期の社会復帰・家庭復帰を目指していきます。また、病気に対する正しい知識を身につけ、運動を含めた生活習慣の見直しも行っていきます。
取得施設基準:心大血管リハビリテーション(Ⅰ)
急性心筋梗塞の治療後や心臓手術の翌日から1~2週間の期間に行う心リハです。HCU(high care unit:集中治療室)にいる間から、できるだけ早くに離床を開始します。トイレや洗面、廊下での歩行、シャワー浴といった身の回りの動作が行えるように、徐々に身体への負荷量を増やしていきます。
入院中は廊下歩行での最終調整や、退院に向けて集団での心リハに参加します。個人に合わせた運動メニューを行い、身体への安全な負荷量を知ることで、ご家庭や職場の復帰を目指していきます。また、退院された方は外来へ通っていただきます。
退院=心リハ終了。ではありません。引き続き運動の継続が大切です。それが維持期(生活期)の心リハです。
より長く健康な生活が送れるよう、再発予防に向けて運動を続けて頂くため、当院では外来での心リハも行っています。
基本となる有酸素運動の他に、太極拳や口腔体操を組み入れたコースも設けております。
私たちは臨床で起きる様々な問題を解決に導くため,科学的な視点に立ち研究に取り組んでいます。その成果は多くの学会や研究会に発表しています。(1983-2016年)
著書 | 学術論文 | 国際学会発表 | 国内学会発表 | シンポジウム | 招待講演 |
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5冊 | 73編 | 41回 | 143回 | 9回 | 12回 |
日本脈管学会優秀論文賞 2016
日本循環器学会コメディカル部門最優秀賞 2013
日本透析医学会コメディカル研究奨励賞 2003
神奈川県公衆衛生協会杉浦賞 2003